高校生の頃に手に入れてから、気づけばずいぶん長い時間が経ちました。 私の日常に欠かせない一本、Burny(バーニー)の「WSB-80EV」です。
ヴィジュアル系バンド「Eins:Vier(アインス・フィア)」のLuna氏モデルなのですが、その独特なボディシェイプとは裏腹に、驚くほど手になじむ楽器なんです。
潔い1ボリュームの美学
このベースの最大の特徴は、なんといってもコントロールのシンプルさ。 アクティブモデルでありながら「1ボリュームのみ」という潔い設計になっています。
複雑なイコライザーをいじる必要がなく、ただボリュームを上げるだけで音が決まる。 この「扱いやすさ」が、長く愛用し続けている大きな理由の一つかもしれません。
音の傾向としては、JJ配列らしい素直で多方面に合わせやすいサウンド。 Music Manのような強烈な個性があるわけではないですが、その分どんなジャンルにもスッと溶け込んでくれる安心感があります。
驚くべきネックの細さ
そして、何よりも最高なのが「ネックの細さ」です。 プレシジョンベースなんかと比較すると、その差は一目瞭然。指がスッと届く安心感があって、手の大きくない私にとっては本当に弾きやすいんです。
「このネックじゃないと弾けないフレーズがあるかも」なんて思わせてくれるほど、演奏性は抜群です。
唯一の悩みは「ヘッド落ち」
唯一、長年の課題として付き合ってきたのが「ヘッド落ち」の気配。 手を離すとずるっとヘッドが下がってきてしまうので、何かしらの対策が欠かせません。
私の場合は、ストラップが肩に接する部分に滑り止めを貼ることで、なんとかバランスを保っています。 そんな「ちょっとした手のかかる感じ」も、愛着の一部になっているのかもしれません。
これからも、大事に鳴らしていきたい
最近は少しボリュームにガリが出てきているので、そろそろ本格的な調整に出してあげないとな、と思っています。
高校生の頃の思い出も、これまでの練習の日々も、すべてがこの一本に詰まっている。 そんな大好きなベース。これからもメンテナンスしながら、大切に弾き続けていこうと思います。
楽器は鏡のようなもの。大切に手入れをした分だけ、心安らぐ音で応えてくれる。