函館にある「ホテルグローバルビュー函館」に宿泊してきました。 ここの温泉がかなり有名らしく、お風呂好きとしては一度入ってみたかったのです。1階にある天然温泉「はこだて大森の湯」は、宿泊客だけでなく日帰り温泉としても営業しているようでした。
ポカポカが続く強食塩泉と極熱サウナ
夜の23:00頃に大浴場へと向かいました。混んでいるか空いているか微妙な時間帯でしたが、洗い場が20カ所ほど用意されていて、スペースにゆとりがあったので全く並ぶことなくスムーズに入れました。更衣室は特段珍しい設備はありませんでしたが、ドライヤーが4台設置され、ヘアトニックや化粧水などの基本的なアメニティもしっかり用意されていました。
温泉は内湯が2つ、露天風呂が1つという構成です。 お湯は強食塩泉と呼ばれるものらしく、透明ながらも少し滑りけのある独特の肌触りでした。塩分濃度が高いためか、湯上がり後も体が芯からポカポカと温まり、湯冷めしにくいのが特徴のようです。
内湯の1つは温泉ではないジャグジーとジェットバスになっていて、体をほぐすのに丁度良い刺激でした。もう1つのメインの内湯は40℃程度に保たれており、浴槽が最も大きくてゆったりと手足を伸ばして浸かることができました。
特に気に入ったのが、露天風呂です。こちらも天然温泉が引かれており、源泉かけ流しで温度は43℃近くと、少し熱めの絶妙な湯加減でした。夏の夜の涼しい夜風が吹き抜ける中で浸かる少し熱めのお湯は格別で、日々の疲れがすうっと抜けていくような心地よさがありました。
そして、特筆すべきはサウナです。 温度計を見ると100℃近くを指しており、中に入ると一瞬で肌がピリピリするような熱気でした。座る椅子や手すりなども、うっかりそのまま触れると火傷しそうなくらいに熱せられていました。あまりの熱さに私は3分ほどでギブアップして出てしまいましたが、この強烈な熱さはサウナ好きにはたまらないかもしれません。長居が難しいほどの温度設定のためかサウナ内はかなり空いており、静かに限界に挑戦したい人にはお勧めです。
洗い場にはシャンプーやリンスが備え付けられていましたが、こちらはビジネスホテルによくある最低限のクオリティのもので、特筆すべき点はなかったです。アメニティに関して言うと、ボディタオルが備え付けではないので、事前に自宅から持参するか近くのコンビニ等で買っておく必要があります。これさえクリアすれば、ビジネスホテルで入れる温泉大浴場としては、個人的に歴代ナンバーワンのクオリティだと感じました。
天然温泉「はこだて大森の湯」の利用時間や基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿泊者入浴時間 | 15:00 ~ 翌10:00(最終受付 9:30) |
| 日帰り入浴時間 | 13:00 ~ 19:00(最終受付 15:00) |
| 日帰り入浴料金 | 大人 1,500円(税込) / 子供 750円(税込) |
| 泉質 | ナトリウム-塩化物強塩泉(天然温泉) |
| 主な設備 | 内湯(天然温泉・ジャグジー)、源泉かけ流し露天風呂、高温サウナ |
| アメニティ | シャンプー、リンス、化粧水、ドライヤー(ボディタオルは持参要) |
詳細な宿泊プランなどはホテルグローバルビュー函館 公式サイトから確認できます。
プレミアムタワーの不思議な居住空間
温泉の素晴らしさに加えて、今回泊まった部屋もかなり個性的で面白かったです。 プレミアムタワーのツインルームという部屋に宿泊したのですが、フロントやロビーの雰囲気とは打って変わって、部屋のドアを開けると思い切り居住スペース(マンションの1室)のような間取りになっていました。どうやら元々は老人ホームとして使われていた建物を改装した施設らしく、その名残が至る所に見られます。
例えば、玄関のチャイムが昔ながらの押しボタン式のものがそのままついていたり、部屋の一角にはミニキッチンや調理スペースまで用意されていたりと、普通のホテルにはない生活感が漂っていて非常にユニークでした。ただ、二人で泊まるには十分すぎるほど広々としたスペースが確保されており、スーツケースを大きく広げても全く窮屈さを感じませんでした。
さらに嬉しかった点として、エアコンの電源が挙げられます。 一般的なホテルだと、部屋のカードキーを抜くとエアコンを含む室内のすべての電源が落ちてしまい、外出先から戻った時に部屋がサウナ状態になっていることがよくあります。しかし、この部屋はカードキーを抜いて外出してもエアコンが稼働し続けてくれたため、蒸し暑い外から帰ってきた瞬間も部屋の中がとても快適に冷やされていました。これは地味ですが非常にポイントが高い仕様でした。また、低層階の部屋でしたが、窓からはうっすらと海を眺めることもできました。あいにくの曇り空でしたが、海が見えるだけでも旅行気分が上がります。
板前料理「旬」での贅沢な朝ごはん
朝食はチェックインの時に、和食にするか洋食にするか選ぶシステムでした。 今回は迷うことなく和食を選択。会場はプレミアムタワーの1階にある「板前料理 旬」というレストランになります。 朝食の時間もその場で指定する必要があったのですが、スタッフの方から「前後30分くらいはズレても大丈夫ですよ」と言ってもらえたので、少し気持ちが楽になりました。
朝の9:00頃に会場へ向かったのですが、入り口からすでに結構な混雑ぶりでした。 ひっきりなしに新しいお客さんがやってきて、テーブル席はほぼぎゅうぎゅうといった雰囲気です。 一瞬「席があるかな」と不安になりましたが、食べ物は常に潤沢に用意されているので、焦らずに料理を取ることができました。

ここの朝食は、とにかくおかずの種類が豊富でした。 特に嬉しかったのが、目の前で職人さんが揚げてくれる天ぷらコーナーです。 揚げたての白身魚とエビの天ぷらは衣がサクサクで、何本でも食べられそうな美味しさでした。お塩も抹茶塩や岩塩など、数種類が綺麗に並んでいて、色々と試してみるのが楽しかったです。
お刺身コーナーにはマグロやサーモン、とびっこなどがたっぷり並んでいて、自分で好きなように盛って贅沢な海鮮丼を作ることができました。 さらに和食だけでなく、ラム肉を使った料理や、甘いフレンチトーストといった洋食メニューも充実していて、ついついお皿がいっぱいになってしまいます。
デザートコーナーにはソフトクリームもあったのですが、すでにお腹が限界を迎えていたため、今回は断念しました。次回こそは挑戦してみたいものです。
霧の函館山とライブカメラの教訓
今回の函館旅行では、定番観光スポットである函館山にも登ってみました。 夜景を期待して山頂へ向かったのですが、この日はあいにくの深い霧に包まれており、展望台に立っても文字通り何も見えない真っ白な世界が広がっていました。 冷たい風と霧に打たれながら、ただ白い闇を見つめて佇む時間はなかなかに虚しいものでした。
今回の失敗から学んだ教訓は、「登る前に必ずライブカメラを確認する」ということです。 山頂の状況はYouTubeなどのライブ映像でリアルタイムに配信されているため、事前にそれを見て画面が真っ暗だったり真っ白だったりした場合は、登ったところで何も見えません。先に乗車券を買ったり山頂行きのロープウェイに乗ったりする前に、まずはスマホでライブカメラを見るのが賢明です。 例えば、FMいるか YouTube公式チャンネルのライブカメラなどを確認しておけば、現在の函館山山頂の霧の様子がリアルタイムで一目瞭然です。次回函館に行く機会があれば、必ずライブカメラで視界良好であることを確認してからリベンジを果たしたいと思います。
函館の温泉についてはKKRはこだての熱々な家族風呂に入った話にも書いています。
ライブカメラは嘘をつかない