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暗い夜道を進んだ先にあるながぬま温泉

夜に車を走らせて、北海道長沼町にある「ながぬま温泉」に行ってきました。

街灯の少ない暗い夜道を進んでいると、「本当にこの先に温泉なんてあるんだろうか…」と少し不安になってくるくらい静かな場所にあります。周辺にはキャンプ場などもある自然豊かなエリアで、闇の中にぽつんとあたたかい灯りが見えたときはホッとしました。

建物自体は少し古めかしい雰囲気がありますが、館内はどこも綺麗に掃除されていて清潔感があります。この日は意外と若いお客さんの姿も多く、幅広い世代に親しまれている様子が伝わってきました。

入口の靴ロッカーと脱衣所のロッカーは、どちらも100円玉が必要なタイプ(使用後に戻ってくる返却式)なので、あらかじめ小銭を用意しておくとスムーズです。

温度別に楽しめる濃密な4つの内湯

脱衣所で着替えを済ませて浴室へ向かうと、内湯の浴槽が4つ並んでいました。

浴室の中は階段や段差が少し多めな構造になっているのですが、要所にしっかりと手すりが設置されているので、高齢の方でも安心して歩けるやさしい設計だなと感じました。

身体を洗おうと洗い場に立つと、どこからかスーッとした冷気が漂ってきます。確認してみたら、換気のためか窓が全開になっていて風がよく入ってきていたのでした。備え付けのリンスインシャンプーとボディソープは、どこか懐かしさを感じる古めかしいパッケージで、施設の落ち着いた雰囲気に馴染んでいます。

お風呂は以下の4つの浴槽に分かれていました。

  • 高温湯(約43℃):浴室で一番広い浴槽。一番熱めの湯加減で、身体の芯まで一気に温まります。
  • 普通湯(約41℃):適温で入りやすく、まあまあ人が集まって賑わっていました。
  • ぬる湯(約38℃):浴槽自体は狭めなのですが、ぬるいおかげで長湯しやすく、人が少ないのでゆったり過ごせます。
  • ジェット風呂:団体さんが入るとパンパンになってしまうくらいの狭さですが、水流の刺激が心地いいです。

ジェット風呂以外の「高温湯」「普通湯」「ぬる湯」の3つは、すべて湯の華が浮きまくっている濃いめの天然温泉です。舐めてみると塩っぽい味がする本格的な泉質で、源泉は50℃近くあるそうなのですが、熱交換器を使って加水も加温もせずに温度を下げ、そのまま天然温泉として提供しているとのこと。基本的にこの3つは温度設定が違うだけなので、自分の好みの熱さに合わせて選べるのが嬉しいところです。

サウナ室は約90℃前後に設定されていて、しっかりと発汗できます。サウナマットも常備されているのがありがたいポイントです。露天風呂も温泉らしい41℃ほどの心地いい湯加減で、夜の涼しい風に当たりながら長湯を楽しめました。

何より嬉しかったのは休める椅子がたくさん用意されていることです。露天エリアにも2箇所ほど椅子が設置されていて、お風呂上がりの外気浴や休憩場所には全く困りませんでした。以前訪れた 千歳乃湯 えん もコスパが良かったですが、こちらの源泉の濃さと休める椅子の多さも魅力的です。

湯上がりスペースには無料でお水が飲める給水器があり、ドライヤーも3台ほど設置されています。風力はかなり弱めですが、無料で利用できるのはありがたいです。

懐かしい空気が漂う平成レトロなゲームコーナー

お風呂から上がって館内の廊下を歩いていると、どこか懐かしい雰囲気のゲームコーナーが目に留まりました。

ながぬま温泉のゲームコーナー

設置されているUFOキャッチャーは平成感を感じる古い筐体で、どこかレトロで味のある雰囲気が残っています。ふとクレーンの中を覗き込んでみると、湯桶に入った可愛い「ひげまんじゅう」のぬいぐるみが並んでいました。

チャレンジしてみたところ、コツを掴んで見事に設置されていた分を全部回収することができました。

ゲットしたひげまんじゅうのぬいぐるみ

手に入れたひげまんじゅうたちを並べて眺めていると、なんとも言えない達成感と愛着が湧いてきます。

ながぬま温泉の基本情報

項目詳細内容
施設名ながぬま温泉
住所北海道夕張郡長沼町東6線北4番地
営業時間9:00〜22:00(最終受付 21:30)
入浴料大人 800円 / 小人 300円
泉質含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉(51.0℃)
設備内湯4、露天風呂、サウナ、水風呂、ドライヤー(無料)
公式サイトながぬま温泉公式サイト

暗い夜道の先にある濃厚な塩の温泉と、平成感のあるゲームコーナーでの思わぬ戦利品。身体も心もぽかぽかに温まった、大満足の夜になりました。

夜道の先にある濃い湯とゲーム