北海道の初夏から秋にかけてのドライブは、風が心地よくて本当に気持ちがいいものです。 今回は札幌から少し足を延ばして、透明度が高くて美しい支笏湖周辺のお出かけスポットをいくつか巡ってきた時の思い出をまとめてみようと思います。 湖畔沿いの道路を走っているだけでも広大な水面が目の前に広がって最高に癒やされるのですが、今回は少し山を登ったり、水辺に近づいたりと、色々な角度から支笏湖を満喫してきました。
マイナーだけど絶景のイチャンコッペ山
支笏湖の周辺といえば、樽前山や風不死岳、あるいは恵庭岳といった有名で存在感のある山々がたくさん思い浮かびます。 そんな中で今回登ってみたのが、イチャンコッペ山という少しマイナーな山です。 登山好きの間では知られているものの、一般的な観光スポットとしてはそこまで目立たない、いわば隠れた名所のような場所です。

標高は 828.9m と 1,000m に満たない高さで、登山道には危険できつい鎖場なども特にありません。 体力的に身構える必要のない程よい難易度で登れるのが魅力です。 何より登山客の数が多すぎず、静かに自分のペースで山歩きを楽しめるのが本当に良いところだなと感じました。
今回はソロで登ったのですが、支笏湖の周囲は自然が豊かでヒグマの生息地でもあるため、安全対策として熊鈴をチリンチリンと鳴らしながら注意深く歩きました。 すれ違う人がほとんどいない静かな山道は少しドキドキ感もあり、山頂に着いた時に食べた持参のおにぎりは言葉にならないほど美味しく感じられました。 人が少なくて静かすぎるゆえに、帰り道の下り坂では少し急ぎ足で下山したのも今となっては良い思い出です。
絶景が広がるニセピークの魅力
イチャンコッペ山の登山で特に感動したのが、山頂の少し手前にある「ニセピーク」と呼ばれるポイントからの眺望です。

※画像に写っているリュックは私のもので、撮影後にしっかりと持ち帰っています。
名前こそ「ニセ」とついていますが、ここから見下ろす支笏湖と周囲の連峰のパノラマは、正直言って本物の山頂以上に素晴らしくて息をのむ美しさでした。 青く澄み渡る湖面とどこまでも広がる空を眺めながら腰を下ろして休憩していると、日頃のちょっとした悩みや疲れが一気に吹き飛んでいくような爽快感がありました。 景色が本当に抜群で、汗をかいて登ってきた甲斐があったなと心から思える大満足の登山になりました。
気軽に立ち寄れるポロピナイ展望台
山から下りてきた後は、登山口のすぐ横にあるポロピナイ展望台で一休みしました。 ここは札幌方面から国道を通って支笏湖に向かうルートの終盤に出てくるちょっとした展望スポットで、車を停めてすぐ目の前に広がる支笏湖の大パノラマを一望することができます。

実はこの展望台のすぐ脇がイチャンコッペ山の登山口になっているため、本格的な登山目的で訪れる人もいれば、ドライブの途中でふらっと立ち寄って景色を眺めていく人も多い場所です。 観光シーズンの休日や繁忙期になると駐車場が車でいっぱいになることもありますが、平日の普通の日であれば全然空いていて快適です。 以前に北海道の道の駅スタンプラリー旅でドライブした時と同じように、車から降りてサッと心地よい風を感じながら湖を眺め、また次の目的地へ向かうような、気兼ねなく立ち寄れる手軽さがとても気に入っています。
湖畔の水辺に触れられるポロピナイ園地
ポロピナイ展望台から車で坂を少し下った湖畔沿いには、ポロピナイ園地というエリアが広がっています。 今回のドライブで初めて知った場所だったのですが、道路からすぐ近くに湖畔の水際まで安全に降りていけるスペースがあったので、試しに立ち寄ってみることにしました。

カヌーやボートなどの本格的な水上アクティビティができるのかどうかは詳しく分かりませんが、ガッツリ泳ぐというよりは、足元まで寄せてくる透明な水に触れたり水辺の冷涼な空気を感じたりするのにぴったりの場所でした。 車を停めてから歩いてすぐ水際にたどり着ける行きやすい立地なので、「支笏湖のきれいな水辺を間近で体感してみたい」という方にはすごくおすすめのスポットです。 支笏湖周辺の自然環境や詳しいエリア情報については、支笏洞爺国立公園(環境省公式サイト)なども参考にしてみると、より旅の計画が立てやすくなるかもしれません。
今回巡った登山や水辺の散策以外にも、支笏湖周辺には気持ちのいい温泉やスワンボートなど楽しく過ごせるスポットがたくさんあるので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
ゆるっと、湖と山を感じる。