湯の川観光ホテル祥苑のレトロな温泉の話

函館の湯の川温泉にある「湯の川観光ホテル祥苑」に宿泊してきました。 全体的に少し古めかしい、昭和の香りが漂うレトロな温泉ホテルです。 当日はあいにくの雨で風も強く、外観の写真があまり上手く撮れなかったのが少し残念でした。

昭和レトロな館内とのびのび過ごせる和室

ホテルに入ると、全体的に少し古めな、昭和の感じが漂います。 お部屋の鍵はオートロックではなく、昔ながらの手動でかけるタイプ。部屋にある金庫も物理的な鍵を使って開け閉めするもので、まあまあ古臭い感じがします。 設備面の新しさを求める人にはちょっと気になるかもしれませんが、その分だけ宿泊料金が安く設定されているのだと思います。

お部屋は和室を選択したのですが、広さは十分にあってのびのびとできました。 畳の上で大の字になって寝転がると、旅の疲れがすっと抜けていくような気がします。最新の設備がなくても、これだけ広くてリラックスできれば十分だなと感じました。

多彩な内湯と広々したお気に入りの露天風呂

温泉へ入るために、1階の大浴場へと向かいました。 ここで少し注意が必要だったのが、スリッパの扱いです。大浴場の入り口でスリッパを脱ぐ際、備え付けられている識別用のクリップで留めておくルールなのですが、そのクリップの数が不足していました。 他人のスリッパと間違えられたりするのを防ぐためにも、大浴場へはスリッパではなく自分の靴やサンダルで移動した方が良さそうです。

脱衣所には、衣服を丸ごと収納できるような大きめの鍵付きロッカーはありません。 服はカゴに入れるタイプなので、貴重品だけは脱衣所にある専用の小さな鍵付きロッカーへしっかりと預けておく必要があります。

洗い場は15箇所ほどあり、隣とのスペースも余裕があるため、混雑で埋まることはなさそうです。 洗い場ごとにシャンプーやコンディショナー、ボディソープの種類が異なり、馬油や豆乳など色々な種類が置かれていました。今回は馬油を選んでみましたが、必要最低限といった感じです。 なお、大浴場だけでなく客室を含め、ホテルにはボディタオルの備え付けが一切ありません。あらかじめ家から持ってきたり、途中で買ったりしておくのが良さそうです。

内湯は4つありました。 掛け流しの天然温泉は、湯温がかなり熱く調整されており、長く浸かっているのは難しかったです。だいたい42度から43度くらいはあったのではないかと思います。 お湯自体はねばっこさや強い匂いがあるタイプではなく、あっさりとした質感でした。以前に訪れた「KKRはこだて」のお湯の雰囲気に少し似ている気がします。湯の川温泉の共通した泉質なのかもしれませんが、上がった後も体がじんわりと温まります。 他にはブラックシリカの湯や低温風呂、高温風呂があり、こちらは地元の銭湯といった親しみやすい雰囲気でした。

一番気に入ったのは露天風呂です。 とても広々としていて、大きな屋根が温泉全体を覆っているため、季節や天気に左右されず快適に入浴できます。 お湯の温度は内湯の低温風呂と同じくらいで入りやすく、時間を忘れて長湯をしてしまいました。 浴槽の脇にはベンチが2つ設置されており、お湯から上がって風にあたって涼むのにも最適です。夜に入浴したのですが、照明が明るすぎず、非常に落ち着いた良い雰囲気の中で温泉を満喫できました。

サウナはありませんが、サウナに強いこだわりがなければ気にならないと思います。 本格的な高級温泉の設備や秘湯のような泉質を期待して行くと少し違いますが、庶民的な銭湯の雰囲気が好きな方にはぴったりハマるお風呂だと思います。

項目詳細
脱衣所ロッカー貴重品用のみ鍵付き、衣服用はカゴ
洗い場約15箇所
アメニティシャンプー、コンディショナー、ボディソープ(馬油や豆乳など)
備え付けなしボディタオル(要持参)
内湯の種類天然温泉(掛け流し・熱め)、ブラックシリカの湯、低温風呂、高温風呂
露天風呂あり(屋根付き・広め・ベンチあり)
サウナなし

卓球やカラオケなどの豊富なアクティビティ

こちらのホテルでは、温泉以外にも館内で色々なアクティビティが楽しめます。 カラオケや卓球などが無料で利用できるようになっており、麻雀卓も用意されていました。ただ、今回は一緒に打つ相手がいなかったので、麻雀は見送りとなりました。

ゲームコーナーもありましたが、こちらは少し筐体の数が少なめでした。 太鼓の達人やスロットなどが広めのスペースに少し寂しく並んでいる感じで、今回は残念ながらプレイせずに通り過ぎるだけとなりました。

静かなゲームコーナー

高級ホテルのような至れり尽くせりのサービスはありませんが、広々とした露天風呂で静かに風に吹かれたり、レトロなゲームコーナーを眺めたりと、昔ながらの温泉旅行の気分をのんびり味わうにはちょうど良い宿でした。 湯の川観光ホテル祥苑の宿泊プランや詳細については、伊東園ホテルズ公式サイトから確認できます。

露天風呂のベンチで涼む夜