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板挟みの本格感 スライヴ もみギアプロ

特に立ち仕事をしているわけではないのですが、夕方や夜になるとどうにもふくらはぎが重くパンパンになりがちです。 日中はデスクワークで座りっぱなしの時間が長いためか、夕方近くになると足首のあたりが靴下のゴムでくっきりとへこみ、ふくらはぎ全体がどんよりと重たく固まっているような感覚を毎日のように感じていました。

お風呂に入ったときに湯船の中でふくらはぎを手で揉んでみたり、寝るときに足を高くしてみたりと、自分なりにいろいろ試してはみました。 けれど、仕事で疲れて帰ってきたあとに自分の手で足を揉むのは、ふくらはぎをほぐしているあいだに今度は腕や指先が疲れてしまい、毎日の習慣としてはなかなか続きません。

手軽に、そしてしっかりと足の重さを解消できる道具はないかなと探していたところ、見つけたのがスライヴ(THRIVE)のフットマッサージャー「もみギアプロ(MD-6113)」でした。

スライヴ もみギアプロ MD-6113 本体

画像引用元:スライヴ(THRIVE) 公式サイト

休日に家電量販店へ出かけ、マッサージ機コーナーでいろいろな機種を試してみました。 ただ、売り場には多くの展示品があったものの、この機種自体は店頭に並んでいませんでした。 それでも、展示されていた同系統の板で挟むタイプのマッサージャーを試したときに感じた「しっかり掴まれる手応え」がとても印象的で、どうしても忘れられませんでした。

少し冒険する気持ちもありましたが、ネット通販のXPRICE(DCMグループ)で探してみたところ、約13,000円という手頃な価格で見つかったため、思い切って注文してみることにしました。

同系統で選べる3つのラインナップ

スライヴの板で挟むフットマッサージャーには、同系統で主に3種類ほどのラインナップが展開されています。 購入時に仕様や特徴を比べてみたところ、それぞれ以下のような違いがありました。

機種名・型番主な機能・特徴刺激のタイプ
もみギアプロ(MD-6113)もみボードに加え足裏・足首ローラー搭載板挟み + 回転ローラー刺激
もみギア(MD-6115)8の字立体動作のもみボード、もみ幅2段階調節板挟み(幅調節可能)
フットマッサージャー(MD-6220)もみボードによるしぼりもみ + 足裏振動機能板挟み + バイブレーション

この3種類の中で、今回選んだMD-6113は一番安価なモデルです。 もみ幅を切り替えられるMD-6115や、足裏に振動が加わるMD-6220といった上位機種も魅力的でしたが、私の場合は足裏と足首を突起のついたローラーで直接グリグリと刺激してくれる機能が欲しかったため、このMD-6113が一番目的に合っていると感じました。 手頃な価格でありながら、しっかりと足先からふくらはぎまでをカバーしてくれる構成になっています。

詳しい製品仕様についてはスライヴ(THRIVE) 公式サイトでも確認できます。

リクライニングチェアに合わせて使ってみる

届いた箱から本体を取り出してみると、幅が約50cm、奥行きが約37cm、重さは約4.9kgと、両手で気軽に持ち運べるサイズ感でした。 このマッサージ器は縦に独立して自立する形状になっているため、床に置くだけで安定し、椅子に座った姿勢でそのまま自然に足を差し込んで使えます。

わが家では、リビングで使っているアイリスオーヤマのリクライニングチェア(FACR-RHB:リッチリクライニングウッドアームチェア)の足元に置いて使用しています。

アイリスオーヤマ リッチリクライニングウッドアームチェア FACR-RHB

画像引用元:アイリスプラザ 公式サイト

このチェアは背もたれが8段階、ヘッドやフットレストが動かせるパーソナルチェアです。製品の詳細はアイリスプラザ 公式サイトにも掲載されています。

もみギアプロ側が余計な突起のないとてもシンプルな形状をしているため、こうしたリクライニングチェアはもちろん、一般的なダイニングチェアや作業用のオフィスチェアなど、どんな椅子とでも相性よく合わせられます。 椅子の高低差やデザインに左右されず、普段座っているお気に入りの椅子の足元にすっと置いてそのまま使えるのは、実用面でとても大きな強みだと感じます。 座った姿勢のまま足元へ自然に足がストンと収まるので、無理のない楽な体勢でマッサージを受けられます。

操作パネルのボタン構成も実にシンプルです。コースは「連続」と「自動」の2つに分かれています。

  • 連続モード:一定のスピードで揉み続ける(「速」と「遅」の2段階)
  • 自動モード:速度の切り替えと一時停止を織り交ぜて変化をつける(「自動I」と「自動II」)

本体に強弱をコントロールする機能はありませんが、ボタンを押すと約10分で自動停止するタイマーが働きます。テレビを見ながらくつろいでいても、10分経てば自動で止まってくれるため、やりすぎを防いでくれます。

以前、部屋の環境づくりについて書いた山善のコンパクトクーラーのときもそうでしたが、シンプルな操作で迷わず動かせる道具は日々の生活によく馴染みます。

板で挟み込まれる本格的なもみ心地

実際にリクライニングチェアに深く腰掛けて、両足をスロットに差し込んで電源を入れてみました。

結論から言うと、マッサージのクオリティは非常に高く、個人的には買ってよかったと思える製品です。

以前はエアーで加圧するタイプを使っていましたが、それと比べても全然本格的です。 購入時には、同じスライヴから出ているエアー加圧タイプのフットマッサージャー「MD-870」のような機種も候補として比較検討していました。 エアー式は空気袋が膨らんで脚全体を包み込むようにギュッと加圧してくれる心地よさがありますが、もみギアプロのような板挟みタイプと比べると刺激の本格感がまったく異なります。 エアー式が「面」で圧迫する感覚だとすれば、こちらは左右の硬いモミボードがふくらはぎを両側から力強く挟み込み、人の手で掴んでしぼり上げてくるようなダイレクトな力強さがあります。

自動モードも悪くないのですが、私の場合は自動モードよりも「速い」モードで10分間しっかり揉まれる使い方が気に入っていて、終わったあとに足がかなり軽くなります。 ふくらはぎだけでなく、足裏や足首もしっかり挟み込んで同時にローラーで刺激してくれるのが大きいです。 一定のテンポでリズミカルに挟まれているうちに、ふくらはぎの固まっていた筋肉がほぐれ、足先までじんわり温まって血行が良くなるのを実感できます。

気づいた点とちょっとした工夫

何回か使ってみる中で、使う側で少し工夫が必要だなと感じたところもあります。

ひとつは、強弱の調整ができない点です。 板が一定のストロークで挟み込んでくる構造なので、足の太さによって受ける強さに個人差があり、人によっては強すぎると感じるかもしれません。 その場合は、足と機械のあいだに厚手のタオルや薄いブランケットなどを挟んで調整するのが良さそうです。布を1枚挟むだけで当たりが和らぎ、ちょうどいい強さに落ち着きます。

もうひとつは、足を当てる角度の工夫です。 椅子に座ってすねをまっすぐ直立させた状態だと、ふくらはぎの上部まで重点的に押さえにくいことがあります(許容範囲内です)。 このマッサージャーは本体を少し後ろに傾けて使うこともできるので、リクライニングチェアを少し倒し、角度をつけて足を差し込むなどの工夫をすると、ふくらはぎ全体にボードがしっかり当たってくれます。

唯一の懸念点は強弱調整ができない点くらいなので、もし店頭に同系統のモデル(MD-6115やMD-6220など)があれば、板で挟むマッサージの強さを事前に試してみるのが一番わかりやすいと思います。 それでも、自宅の椅子に座って毎日手軽にこの本格的な揉み心地を味わえるのは、足の重さに悩んでいた身として本当にありがたい買い物になりました。

板で挟まれる心地よさ。